苅草学院の教育への想い

理事長(苅草國光)の教育への想い

理事長のご挨拶

理事長 苅草 國光 子どもたちはこうして生き方を学びます。

「人間への希望」を胸に

苅草学院が本木の地に産声をあげて、今年で57年になります。また、2008年には舎人に、2012年には西新井に本格的な学び舎を建設いたしました。学院には、教育には変わらざるもの(変えてはいけないもの)、すなわち一貫して流れているものがあるという信念、そして教育は常に具体的な実践であるという理念が、時を越えて脈々と受け継がれています。私たち教師陣は、以下の4つのミッションを掲げて、生徒や親に接し、信頼を得てきました。苅草学院は、これからも常に子どもたちとともに歩んでいきたいと考えています。

1. 学院生一人ひとりを「もっとできる」ようにする

苅草学院に期待されているのは「苅草学院に通えば今よりもっと学力が向上する」ことです。生徒が苅草学院に通う目的が「受験」 であれ「補習」であれ、一人ひとりを「もっとできる」ようにすることが、苅草学院の社会的使命であるとさえ言えるのです。

2. 学院生のやる気(学習意欲)を醸成する

やる気(学習意欲)なくして、「もっとできる(わからないことがわかるようになる/学力が向上する)」ことはあり得ません。苅草学院という学習塾は単に知識や受験技術を伝える場ではなく、学院生一人ひとりの血肉と化すのに欠かせない「やる気(学習意欲)」を醸成する役割をも当然担うべきなのです。

3. 学院生の「わかる/できる」に責任を持つ

学院生が「わからない/できない」ことに対して、苅草学院の教師に一切の言い訳は許されません。学院生を「わかる/ できる」ようにするために授業料をいただいているのであって、単に「授業をした」という事実に対してお金をいただいている訳ではないのです。

4. 保護者に対するコミットメント(深い関わり)を通じて
社会へ貢献する
(社会で必要とされる人材を育成する)

授業料は学院生個人からではなく、保護者から支払われています。このことを踏まえると、苅草学院は「一人ひとりの保護者の望み」を充分に理解した上で学院生への教育を実践する必要があると言えます。「一人ひとりの保護者の望み」に通底するのは、「子ど もが社会で必要とされる人材になって欲しい」ということでしょう。苅草学院の使命は学院生一人ひとりが「社会で必要とされる人材」として成長し続けるための「智恵」と「知識」を教育することで、社会に貢献することなのです。

教育は具体的な実践である

学院は本年創立58周年を迎えます。日本全国を見渡してみても、地域密着を掲げた一私塾が半世紀もの長きにわたり、子どもたちとともに連綿と生き続けてきたという例はそう多くありません。そもそも「塾」とは何か、理事長(苅草國光)の私塾教育にかける想いと学院の創生期における実践を描いた『夢に生きる』には簡単にこう述べられています。

「塾」とは、学ぶ者の姿勢(自主性)を大事にし、学力向上の手助けをし、
最大限に伸ばしてやる場所である。

出典『夢に生きる』〜学習塾を始めよう

しかし、目まぐるしく変化する現代において、子どもたちへの教育の実践とそれを粛々と継続することは並大抵の努力ではありません。いわゆる塾ブームに乗って、教育の本質的なものを忘れ、規模を拡大し、形ばかりの教育で自ら崩壊していった学習塾は少なくありません。「教育が実践であること」は理事長の次のような言葉に集約されています。そしてそれが具現化されたものが「かりくさ文庫」であり、「苅草学院舎人校」であり、「野外学習センター」であるのです。

今の教育は、真の教育とはかけ離れたはるか遠い雲の上からしか語られていない。現実を直視しないそのような教育論は、嘘であるとさえ思う。だから私は私なりにこれからも“教育者”ではなく“教育実践家”になりきって、21世紀を 担っていく子どもたちが何を求め、何を望んでいるか、また何を与えたらよいか、彼らと一緒に考え、悩み、行動していくつもりである。

出典『夢に生きる』〜学習塾を始めよう